| ヒプノセラピーについて |
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アダルトチルドレンの語源は、 アダルト・チルドレン・オブ・アルコーリックス (Adult Children of Alcoholics=ACOA)と言います。 元々はアメリカで、アルコール依存症の治療現場から 生まれました。 現在ではその意味が拡大され、アルコール依存症の 親以外でも、ギャンブル依存症や仕事依存症の家庭で 育った人たちにも、このアダルト・チルドレンという言葉が 使われています。 この場合は、アダルト・チルドレン・オブ・ディスファンクショ ナル・ファミリー (Adult Children of DisfunctionalFamily) と呼ばれ、「機能不全の家族に生まれ、現在大人になった 人」という意味になります。 このアダルト・チルドレン(AC)ですが、 病名ではありません。 自らがACだと自覚した人のための言葉です。 本来、子供は無条件な愛情に包まれながら育つ必要が あります。 子供達は愛情を受けることによって、 「どんな自分でも愛してもらえる。」 という安心感を持って育つことができるのです。 しかし、親がアルコール依存症やその他の依存症など、 様々な嗜癖問題を抱えている場合、 その影響が子供に及び、子供は自分自身の人生を生きる ことができなくなります。 その結果、子供達は親の期待に応えよう、 自分を受け入れてもらおうと振る舞うようになります。 そういう子供時代を過ごすと大人になってから、 自らもアルコール依存症や摂食障害などの嗜癖問題を 引き起こしてしまうことがあります。 |
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顕在意識と潜在意識とは、私たちの意識のひとつです。 顕在意識と潜在意識は氷山にたとえられますが、 水面から出ている一部の部分を顕在意識、水面に隠れて いる大半の部分が潜在意識です。 意識全体に占める割合は、1割が顕在意識で潜在意識が 9割と言われています。 つまり、私たちが意識できる部分を顕在意識と言い、 意識していない部分を潜在意識と言います。 顕在意識は感覚器官から入ってきた情報を思考し、 分析、判断して決定しています。 使った情報はすべて潜在意識に保管されています。 この情報は、将来の行動や意思決定の参考にされます。 また、不安や悩やみ、願望を持ったりします。 そして、潜在意識は情報バンクの役割を果たし、 過去にあった記憶や感情のすべてが保管されています。 顕在意識との大きな違いには、潜在意識は判断機能を持 たずに与えられた情報をそのまま受け取り蓄積します。 潜在意識は独自の判断をしません。 また、潜在意識の中には無限の力があり、創造性や直観 力もあります。 |

